キャンピングカーの選び方

キャンピングカー種類

バンライフ用の車両を選ぶ

まず、バンライフをしようと決めたのが先で、キャンピングカーに関しては何の知識もありませんでした。
キャンピングカーがあると言う事実だけを知っていただけです。
キャンピングカーの購入なんて、全く考えた事もなく、かなりの初心者で全く分かりませんでした。

今では、キャンピングカーを作っているメーカーやビルダーというのがいて、
それぞれ車両ごとに名前がついている事が分かりましたが、
最初はキャンピングカーのメーカーがあるなんて知らないし、それぞれが全部別の車だと思っていました。

色々調べていくうちにキャンピングカーのメーカーがわかり、
ナッツ、かーいんてりあ高橋、バンテック、トイファクトリーそんなメーカー名をよく聞く様になりました。
実際にはかなりたくさんのキャンピングカーメーカーがあります。

何が必要かを考える

自分の使う目的を考えてベースカーや装備を考える必要があります。

バンライフの場合、移動よりも居住がメインとなります。
キャンピングの場合は、移動と数泊をこなせれば良いのですが、
バンライフは、一定の場所での停泊も考えられます。

自分の場合
折りたたみ自転車を積んで、各地でツーリングをする事も考えていました

新車か中古車か

新車は納期がかかりすぎるので却下しました。
ほぼ注文から納期1年は見なければなりません。

中古車だと、約1ヶ月で納車可能です。

実際に買うにあたって

日本国内で今実際に買える車両を検索してみましょう
そんなに台数はありません。

キャンピングカーは装備が良いものはすぐなくなります。
日本国内で探して、見つけてせいぜい7日以内だと思います。

優先順位を考えて決定しました。
日本国内から、車を探し出すため、全ての実写を見には行けません。
自分が車両を見つけて、実際に問い合わせた時点で数件のお問い合わせと、現車確認の予約が入っていた様です。
条件に当てはまっており、他に候補がなかったため実車見ずに購入です。

キャンピングカーのサイズ選び

キャンピングカーのボディーサイズは、軽自動車から大型バスまでかなりの種類とパターンがあります。

メジャーな所で、
バンコン 軽自動車やハイエースなどのバンをベースにした車両
キャブコン トラックをベースにした車両
バスコン バスをベースにした車両
トレーラー 牽引する車両

ちなみに「~コン」のコンは、コンバージョンの略で、改造したという意味です。

実際にキャンピングカーを何台か見に行って気づいたのは、バンでは基本車内で立てません。
身長175cmですが、バンコンだと、車内だと常に座った状態です。
停泊を考えると、少し辛いですね。

移動がメインだったらバンコンで充分です。
本当に寝るだけなら軽ベースがいいと思います。

キャンピングとして使うならハイエースベースがいいと思います。
ハイエースベースが一番バランスが良いと思います。
実際最初の頃はハイエースを考えていました。

車に居住スペースがあると考えた場合ハイエースで十分なのですが、
動く家と考えると、立てないのは難があります。

ハイエース、デリカで後方居室を広げて作り込んでる車種もありますが、個人的に見た目が悪すぎて却下でした。
ハイエースはあの四角いボディーラインが美しいと思います。

候補はキャブコンになりました。
キャブコンもボディーサイズに種類があり、自分の中の基準は全長5m以内でした。
5m以内だと基本的に平面の普通の駐車場に停まれる場合が多いのです。
全長5mはアルファード(4,945 ~ 4,950mm)とほぼ同じ長さになります。
5m以上になるとほぼトラック用の駐車スペースが必要になります。
高さに注意が必要ですがコインパーキングも使えるのはかなり有利だと思います。

車を家にして定住するわけだから、車をキャンピングカー1台にする事になります。
その場合でも、全長5mだと普段使いできるサイズなのです。

ベース車両(車体側)の選び方

ベース車両は長く乗るならトヨタ車一択です。
自分は自動車整備や中古車販売の仕事をした経験もあり、
車の選び方はそれなりに知識があります。
トヨタが完璧というわけではありませんが、選ぶならトヨタになってしまいます。
色々な意味で無難なのです。

軽自動車ベースのバンコンの場合、メーカーではそれほど差はなく、あまりメーカーは意識しなくていいと思います。

年式

ベース車両の年式もありますが、
古いキャンピングカーで絶対に嫌なのが
居室のシートの柄が異常。
なんでこんな生地使ったの?っていう車が何故か多いのです。
普通に無地でいいのに、、、

エンジン

ガソリンかディーゼルか?
あと、ターボの有無。

キャンピングカーのエンジンの選び方でのポイントは、
重量が一番の問題です。
どれだけの物を積むかも影響します。

車はとにかく軽いのが一番です。

バンコン、キャブコンなら
ベース車両はハイエースかカムロードベースが多いです。

自分の車はカムロードで3000ccディーゼルターボです。

キャブコンにした時点で
ベース車両はトヨタのカムロード
2000ガソリン
3000ディーゼルターボ
走行性能はかなり違うはず
ディーゼル一択でした。

2000だと、高速道路や上りが少し辛い様です。
積載量にもよりますが。

費用、燃費の問題

車は軽いに越したことはありません。
燃費が良く、燃料代が安い!に越したことはありません。

重量は全てに影響します。
それによって装備を考えました。

4WDはフルタイムだと燃費悪化します。
リヤのダブルタイヤ タイヤ代が6本分必要なのと燃費悪化。
ダブルタイヤと普通のシングルタイヤは走行性能はどうなのでしょう?

実際に車両を見て回って

キャンピングカーに対しての知識をつける前でも、実際にキャンピングカーを見て回れば、自分に合った車両を探しやすくなります。
見て回ると、「ああ、こんな設備やレイアウトがあるんだね」と自分の理想となる形が見つかります。
実際に見て感じた事です。

バンテックのジル

確かマルチルームにシャワー付き。シャワーはいるかな?いらないかな?
レイアウト的にリヤにキッチンがあるのが嫌。
ジルは居住部の入り口が後方にあるが、入り口は中間位置にある方がいい。
常設の調理用のガスコンロは要らない

ナッツ クレソンボヤージュのタイプX

キャブコンでマルチルーム(ドア付き個室)が無いグレードのタイプX。
6人就寝の大人数向けで空間にゆとりがある。
ただ1人で使用する上では広いだけで全く意味がないし、価格に合わない。
これなら普通のハイエースでいいと思った。

ハイエースベースの車両数台

一番のネックは車内で立てない事。
それ以外は、理想的なサイズ感。
見た目がハイエースなのでスタイリッシュ。
元々、ハイエースは所有したい車だったのでそこには惹かれました。
ハイエースだと走行性能もそこそこ高いです。

装備を考える

小人数、小旅行が中心なら軽自動車ベースでも十分なほど、装備は充実しています。

正直な所、自分の場合、携帯できる家と考えた場合でもシンクはいらないかもしれません。
あってもいい、無くてもいいをとことんまで追求すると、
『普通の車でいい』になってしまいます。
快適性をどこまで必要とするかが、全ての分かれ道です。
そして、人それぞれそれは違います。

自分の場合の考え方

利用人数は一人からあっても二人。

居住部のシートの向きとサイズ

使う分には通路幅が広く取れるレイアウト(進行方向に対して横向きのベンチシート)がいい。
対面で4人シートのレイアウトがおおいのですが、基本的に1人での使用なので、ベンチシートが一つある方が理想。
ベンチシート1つの方が空間にも余裕ができる。

ソーラーパネル

ソーラーパネルはできれば欲しい
バンライフ用途の購入なので、充電は、走行充電がメインになってしまいます。
移動距離が少ないと、走行充電では不足してしまいそう。

空調設備

FFヒーターは必要。

家庭用エアコンは不要。
運転席にはエアコンがあり、気温が高い時間帯は運転席にいる事が多いため。
デメリットが多い。
消費電力 エアコンのために電力が不足する
重い 走行性能や燃費に影響する
故障した場合のメンテナンスが大変 お金がかかる

どうしてもという場合はポータブルの簡易的なもので十分。
個人的に家にあるエアコンはほとんど使用しません。
使っても年に数日。

温水シャワー

温水シャワーはあればとてもありがたいのですが、バンライフで使用する場合、水の問題が大きいので不要な設備です。
消費する水の量が多く、水の確保や排水の問題があり、持続的に使用できません。
水タンク、排水タンクの増量が必要で、車両に対しかなりの重量増になります。
燃費、タイヤの摩耗、走行性能に大きく影響する。

トイレ

トイレは必要までいかないが欲しい装備。
ゆっくりトイレに入りたい派なので、公共のトイレなどを長時間占領するわけにはいきません。
トイレはポータブルの簡易的なものでもいいので設置したいです。

サイドオーニング

サイドオーニングは不要。
サイドオーニングをする場合はセットでサイドオーニングの下で使う椅子、テーブルが必要になってくる。
そうなると、サイドオーニングに付随して、物が増えてしまいます。

バンライフ用途なので、基本的に車外での利用を考えてはいません。

そもそもサイドオーニングを利用できる場所が極端に限られています。
主にキャンプ場でしか使用できません。
そうなると、キャンプ用の大きなタープを持って歩いた方がぜんぜんいい。

もう一つの大きな問題は、サイドオーニング自体の重量の問題。
設置位置も車体の上部に重量物を設置することになり、走行性能に大きく影響します。

テレビ

要らない。
元々テレビを見ないので。
ただ、DVDやネット動画が再生できるモニターは検討したいと思う。

インバーター

インバーターは1500w対応のものが欲しい。
400wのインバーターがあるが、使用可能な家電製品に大きく差が出てしまう。

その他

キャンピングカーにはほとんど付いているが、窓用の網戸と遮光スクリーンとカーテンは必要。

調理用や冷蔵庫用にガスボンベを積む車両があるが、論外なほどにガスボンベの積載はきついと思う。
ガスボンベ自体がかなり重いのと、ガスが入手がなかなかに困難。

発電機は今後の状況によって検討するかもしれません。
発電機の問題としては騒音と、重量。
アイドリングの音でさえ迷惑となっているこのご時世で音が大きいのはやはり使いえない場面が多々あると思います。

ハンガーポールがついていたのは嬉しい。

今後、装着しようと考えている物

リヤ、居住部用のオーディオ

運転席にはオーディオはついていますが、居住部は基本的にオーディオはついていません。
居住部専用のオーディオにするか、運転席のオーディオをベースに拡張するかは今後検討します。

ヒートエクスチェンジャー

エンジンの冷却水の温度を利用して、温水を作る装置。
ヒートエクスチェンジャーを利用して、温水を作る構造を作ればそこまで重量増にならずに温水を使えそうな気がします。
洗い物と、冬場の排熱利用を考えていますが、そこまでいらないかも??

クルーズコントロール

ピボットというメーカーの製品は、ほとんどの自動車で簡単に後付けできます。
長距離走行はかなり楽になると思います。

HIDもしくはLEDヘッドライトバルブ

キャブコンのベースとなる車両はトヨタのカムロードですが、新型の車両でもヘッドライトはハロゲン!
昔ながらのややオレンジがかった光は、趣があって嫌いでは無いのですが。

ソーラーパネル増設

消費電力を見た上で考えたいと思います。
自分の用途で電気を大きく使うものは冷蔵庫とFFヒーターぐらいだと思います。
あと、パソコンやスマートフォン、カメラなどの充電です。
走行充電、ソーラーと消費電力のバランスを考えたいです。
重量増になるのと、設置場所がルーフのためと走行性能には大きく影響すると思います。

ヒッチキャリア

原付バイクを載せたい考えがありますが、重量増でタイヤが耐えられるのか?
ヒッチキャリアで積載する場合、車体後方に積載されることになります。
自動車のリヤ側は雨の日の走行で、かなり汚れます。
なので、走行による汚れが気になる所です。

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