作業自体はものすごく簡単!新型カムロードのエアコンガス補充

新型カムロードエアコンガス

新型カムロードのエアコンの効きが弱い⁉︎

夏場真っ盛りになり、新型カムロードのエアコンをガンガン使用する季節になりましたが、エアコンの効きがいまいち弱い。
エアコンの点検口、サイトグラスを除いたところ真っ白で、エアコンガス不足の様子があったため、エアコンガスの補充を行いました。

エアコンガスの補充を行わなくても、新型カムロードのエアコンの冷却効率を向上させる方法もあります。
下の記事からご確認ください。

エアコンガスのチェック

新型カムロードのエアコンをチェックする、サイトグラスがあるのは、フロントバンパーの下から覗き込みます。
寝板などがあれば便利ですが、簡単な作業なので段ボールを敷いて寝転がれば十分です。

サイトグラス内の状態で判断

チェックの際は、エアコン全開で数分間エアコンを稼働し、アイドリング状態のままサイトグラスを覗き込みます。
その中の状態で、判断するのですが、一概には言えないのですが、通常サイトグラス内は透明で、時々泡が流れるぐらいが最適です。
今回は、あからさまな真っ白なので、補充を行いました。

新型カムロードのエアコンガス補充に必要なもの

エアコンガス

エアコンガス注入用のホース
ホースは40cm60cmなど種類がありますが、長い方が無難です。

基本的に上記二つがあれば、補充は可能です。

ワコーズのエアコン用の添加剤はかなりオススメです。
主に燃費向上目的で使用しますが、エアコンの保護にも有効です。

エアコンガス補充作業の注意点

エアコンはデリケートな装置ですので、不安がある方は少しお金はかかりますが、専門業者にお願いした方が無難です。
単純に入れればいいものでは無く、適量があり、過補充になってしまうと不具合が発生します。
自分が自動車ディーラーで自動車整備をしてきた上での個人的な意見ですが、ガソリンスタンドでの作業は、作業者の技能のばらつきが非常に大きいため、あまりお勧めしません。

新型カムロードのエアコンガス補充作業

作業自体は、非常に簡単です。
ホースをつないで入れるだけ。
車体下での作業にはなるのですが、セルフのガソリンスタンドでガソリンを入れる感覚で、ガス補充は完了します。

エアコンガスを注入する低圧側のコネクター

エアコンガス注入用のホースをつなぐ、コネクターは車体左側、運転席の下側にあります。
画像は、新型カムロードディーゼルターボのものですので、ガソリン車は位置が違うかもしれません。
エアコンの低圧用のコネクターのキャップはLの文字が記載されています。
サイトグラスのある高圧側はHの文字です。
それぞれのコネクターはサイズが違いますので、エアコンガス注入用のホースは低圧側にしか接続できません。

新型カムロードエアコンガスの補充方法

エアコンガスの状況チェック

エンジンを始動して、温度最低、風量最大、内気循環、エアコンスイッチオンで作動させます。
エアコンのスイッチ類は作業終了まで触りませんので、常時エアコンは全開状態です。
エアコン全開状態でエアコンガスの補充作業を行います。

10分程度作動させ、エアコン内部を安定させます。
車体下から、エアコンのサイトグラスを覗き込みます。
サイトグラス内の動き、状況を確認して、補充が必要かを判断します。
一般的は判断基準ですが、
エアコン作動中に、サイトグラス内が真っ白に曇っている場合はエアコンガスが不足しています。
サイトグラス内が薄曇り、時々クリアになる場合、エアコンガスは適量です。
サイトグラス内がクリア透明な場合、エアコンガスが多く入りすぎている場合があります。
故障時などの、厳密な状況は、圧力計などを接続しなければわからないのですが、エアコンの機械自体に故障がない場合は、上記のようになります。

エアコンガスの補充作業

ホースにガス管を接続します。
その際に、ガス管に穴を開けるニードル部分は蝶ネジを回して引っ込めておき、その状態でガス缶を取り付け、まだガス缶に穴はあけません。
エンジンを停止して、車体のエアコン低圧のコネクターにホースを接続します。
ホース接続後、エンジンを再始動します。
ゲージがついているエアコンホースであれば、この状態で目盛りが確認できます。
エアコンガス補充をするにあたり、ホース内にある空気を抜きます。
エアコン低圧のコネクター、ホース、ガス缶が繋がった状態で、ガス缶を少し緩めていきます。
エアコン内部の圧力があるため、緩めていくと少し空気が漏れます。
ホース内の空気が抜けたと感じる程度で、ガス缶を締め込みます。

ガスの注入は過補充にならないようにサイトグラスの状態を見ながら行います。
サイトグラスの状態を確認できる位置に移動します。
カムロードの場合は寝た状態で、車体を見上げる形になります。

蝶ネジを閉めていくと、ガス缶に穴を開けるニードルが出ますので、蝶ネジを閉めこみます。
そして緩めていくと、ガス管がエアコンに流れ込みます。
サイトグラスの状態を見て、内部が透明になってきたら、ニードルを再度締め込み注入を終了します。
ホースの取り外しは、エンジンを停止してから、コネクターを抜きます。
低圧のコネクターについていた、保護キャップをつけて終了です。

コメント

  1. […] […]

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